記事【ハッとした子どもたちの言葉】
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【この記事の執筆者(湯浅正太)の自己紹介】小児科医(小児科専門医、小児神経専門医、てんかん専門医)&作家。病気や障がいのある子どもの兄弟姉妹(以下、きょうだい)を支援するための絵本「みんなとおなじくできないよ」や「ものがたりで考える 医師のためのリベラルアーツ」の作者。自身もきょうだいとして育ち、小児科医として働くかたわら、子どもの心を育てる一般社団法人Yukuri-te(ゆくりて)を設立し活動している。詳しくは、法人ホームページをご覧ください。絵本「みんなとおなじくできないよ」を Amazonで見てみる書籍「ものがたりで考える 医師のためのリベラルアーツ」を Amazonで見てみる
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こんにちは。絵本「みんなとおなじくできないよ」や「ものがたりで考える 医師のためのリベラルアーツ」の作者で、小児科医の湯浅正太です。
今日は、ハッとした子どもたちの言葉、というテーマで短くお話ししたいと思います。
あなたは、お友達とうまく遊べない子どもたちを見たら、どんな風に思いますか?お友達を叩いてしまったり、お友達に異常に気を遣ってしまったり。そんな子どもたちがいるものです。
そんな子どもたちはお家でもそんな調子かというと、そんなことはありません。お家ではお母さんに笑顔でいろんな事を発言してみたり、兄弟姉妹にも色々な冗談を言って笑わせる事だってできるんです。
そんな子どもたちが僕の外来に来てくれた時に教えてくれることがあります。どんなことだと思いますか?それは、「僕だって、私だって、みんなと遊びたいんだよ」ということです。
子どもたちは誰だって遊びたいものです。もしも遊ばずに一人でいるとしたら、その子は何かしらの困難を抱えているかもしれません。
例えばそれは、自分の気持ちを相手に伝えることが苦手ということかもしれません。相手の気持ちを理解するのが苦手ということかもしれません。
気持ちを表現することが苦手な子には、その子の気持ちを周りが言葉にして表現してみます。「今、こんな風に思ったのね」、そんな風にその子の気持ちをわざと言語化してあげる。
もしも相手の気持ちを理解するのが苦手な子どもがいたら、周りの気持ちを言葉でその子に伝えてあげます。「あの子は今、こんな風に思ったかもしれないね」、そんな風に周りの気持ちを言語化してあげます。
今日は、ハッとした子どもたちの言葉、というテーマでお話ししました。
だいじょうぶ、
まあ、なんとかなりますよ。
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