記事【子どもたちの心を考えた年末年始の過ごし方】
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【この記事の執筆者(湯浅正太)の自己紹介】小児科医(小児科専門医、小児神経専門医、てんかん専門医)&作家。病気や障がいのある子どもの兄弟姉妹(以下、きょうだい)を支援するための絵本「みんなとおなじくできないよ」や「ものがたりで考える 医師のためのリベラルアーツ」の作者。自身もきょうだいとして育ち、小児科医として働くかたわら、子どもの心を育てる一般社団法人Yukuri-te(ゆくりて)を設立し活動している。詳しくは、法人ホームページをご覧ください。絵本「みんなとおなじくできないよ」を Amazonで見てみる書籍「ものがたりで考える 医師のためのリベラルアーツ」を Amazonで見てみる
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こんばんは。絵本「みんなとおなじくできないよ」や「ものがたりで考える 医師のためのリベラルアーツ」の作者で、小児科医の湯浅正太です。
今日は、子どもたちの心を考えた年末年始の過ごし方、というテーマで短くお話ししたいと思います。
あなたは子どもの頃、どんなお正月を過ごしましたか?どんな思い出がありますか?僕はいとこたちと会うことが楽しみだったですね。
いとこたちと日頃の出来事を話したりする。その多くはたいした出来事でもないけれど、ただただお互いの日常を共有することが楽しかったんですね。
ところで、そんなお正月が過ぎて冬休みが終わると学校が始まります。子どもたちの中には休み明けに学校あるいは外に行くのが億劫になる子どもがいます。
そういう子どもにありがちなのが、長期休み中に「人に会う機会」と「外に出る機会」をもたなくなるということです。
冬休みに入り、朝遅く起きるようになり、それにつられて夜眠るのが遅くなり、さらに次の朝も起きにくくなる。そういった循環にハマりながら、外に行くこともしなくなる。人とのコミュニケーションの機会も減る。
年末年始にそういった過ごし方をすると、学校が再開して、いざ登校しようとなった時には身体も心も重くなっているものです。学校に行こうとする気力も湧いてもない。そんな子どもがいるものです。
人に会う。外に出る。このことを意識しながら生活するだけで、長期休みの後の登校は随分と楽になるものです。
今日は、子どもたちの心を考えた年末年始の過ごし方、というテーマでお話ししました。
今年は色々な講演会に呼んでいただいたり、取材の申し込みをいただいて、多くの方とつながることができた年でした。とても感謝しています。ありがとうございます。
来年も色々なつながり方を模索したいと思うので、Voicyでは生配信の機会を増やしてみようかなと思っています。実際に診察室で話しているような、そんな感じの発信ができたら面白いなと思います。
だいじょうぶ、
来年もきっといい年です。
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