記事【ワクチン接種を受けて思うこと】
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【この記事の執筆者(湯浅正太)の自己紹介】小児科医(小児科専門医、小児神経専門医、てんかん専門医)&作家。病気や障がいのある子どもの兄弟姉妹(以下、きょうだい)を支援するための絵本「みんなとおなじくできないよ」や「ものがたりで考える 医師のためのリベラルアーツ」の作者。自身もきょうだいとして育ち、小児科医として働くかたわら、子どもの心を育てる一般社団法人Yukuri-te(ゆくりて)を設立し活動している。詳しくは、法人ホームページをご覧ください。絵本「みんなとおなじくできないよ」を Amazonで見てみる書籍「ものがたりで考える 医師のためのリベラルアーツ」を Amazonで見てみる
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こんばんは。絵本「みんなとおなじくできないよ」や「ものがたりで考える 医師のためのリベラルアーツ」の作者で、小児科医の湯浅正太です。
今日は、ワクチン接種を受けて思うこと、というテーマで短くお話ししたいと思います。
昨日コロナワクチンの5回目を打ってきました。自治体でワクチン接種予定を取りまとめてくださっているので、空いていた会場を予約してワクチンの接種をしてもらったんですね。
会場に入ると、当たり前ですが、書類のダブルチェックが始まります。接種券に記載されている情報が間違っていないかとか、接種間隔は間違っていないかとか、一つずつ確認してもらうわけです。
どうしてもヒューマンエラーというのはありますから、間違えなく無事に打てて当たり前の予防接種では、医療関係者は気を張っているものです。
僕が医師になったばかりの頃は、そういった感覚がまだまだわかりませんでした。ベテラン看護師さんに言われるがままにワクチンを接種する。そんな時期がありました。
少しずつ医療現場の経験を積んでいくと、気を張っていて当たり前という感覚を持つようになります。単純な作業であっても、バカがつくくらい真面目に確認する。その大切さを理解するようになるものです。
そういう風にワクチンを接種する側の気持ちがわかるからこそ、昨日のようにワクチン接種会場で働く医療従事者やスタッフの方々を見ると頭が下がるんですね。
心の中では、「お仕事、お疲れ様です」「書類のチェック、たいへんですよね」「一つひとつ丁寧に確認していただきありがとうございました」、そんな風に思いながらワクチン接種を受けてきました。
お互いを尊重しながら、新型コロナの時代を乗り越えていきたいものです。
今日は、ワクチン接種を受けて思うこと、というテーマでお話ししました。
だいじょうぶ、
まあ、なんとかなりますよ。
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