記事【子育て支援が手厚い自治体か】
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【この記事の執筆者(湯浅正太)の自己紹介】小児科医(小児科専門医、小児神経専門医、てんかん専門医)&作家。病気や障がいのある子どもの兄弟姉妹(以下、きょうだい)を支援するための絵本「みんなとおなじくできないよ」や「ものがたりで考える 医師のためのリベラルアーツ」の作者。自身もきょうだいとして育ち、小児科医として働くかたわら、子どもの心を育てる一般社団法人Yukuri-te(ゆくりて)を設立し活動している。詳しくは、法人ホームページをご覧ください。絵本「みんなとおなじくできないよ」を Amazonで見てみる書籍「ものがたりで考える 医師のためのリベラルアーツ」を Amazonで見てみる
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こんばんは。絵本「みんなとおなじくできないよ」や「ものがたりで考える 医師のためのリベラルアーツ」の作者で、小児科医の湯浅正太です。
今日は、子育て支援が手厚い自治体か、というテーマで短くお話ししたいと思います。
あなたの住んでいる地域は子育てがしやすい地域ですか?子どもが遊べる公園はありますか?任意の予防接種に助成金が出たりしますか?
小児科医をしていると、いろいろな地域の子どもを診させていただくことで、子育て支援が手厚い地域かどうかがなんとなくわかってきます。そして、子育て支援の地域格差を目の当たりにするのですね。
例えば、最近ではインフルエンザの予防接種のシーズンになりましたが、そのインフルエンザの予防接種に助成金が出る地域もあれば、出ない地域もあります。助成金が出る地域でも、その額が異なります。もちろんそれは自治体の財政状況によりますね。
そんな風に、「こんなところに助成金を出してくれるのか」とか、「もっと子どもが遊びやすい環境にしてもらいたいな」とか、そんなことを思うものです。
これから日本は少子高齢化がますます進みます。特に田舎と言われる地域ではその変化が大きいことが予想されます。
そんな少子高齢化の勢いが激しい地域ほど、高齢者への支援が必要とされます。その分子どもへの支援は抑えなければならない。そんな現実があります。
でも、どんな地域に住んでいても、子育てへの支援がある程度担保されている環境を整えてほしい。そんな風に思うんですね。
今日は、子育て支援が手厚い自治体か、というテーマでお話ししました。
だいじょうぶ、
まあ、なんとかなりますよ。
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