記事【子どもに提供したい教育】
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【この記事の執筆者(湯浅正太)の自己紹介】小児科医(小児科専門医、小児神経専門医、てんかん専門医)&作家。病気や障がいのある子どもの兄弟姉妹(以下、きょうだい)を支援するための絵本「みんなとおなじくできないよ」や「ものがたりで考える 医師のためのリベラルアーツ」の作者。自身もきょうだいとして育ち、小児科医として働くかたわら、子どもの心を育てる一般社団法人Yukuri-te(ゆくりて)を設立し活動している。詳しくは、法人ホームページをご覧ください。絵本「みんなとおなじくできないよ」を Amazonで見てみる書籍「ものがたりで考える 医師のためのリベラルアーツ」を Amazonで見てみる
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こんばんは。絵本「みんなとおなじくできないよ」や「ものがたりで考える 医師のためのリベラルアーツ」の作者で、小児科医の湯浅正太です。
今日は、子どもに提供したい教育、というテーマで短くお話ししたいと思います。
あなたは子どもの頃、どんな遊びをしていましたか?僕は小学生の頃、色々な遊びをしていましたが、今では珍しくなったコマやメンコでも遊んでいました。
コマを紐でくるくる巻いて、地面でコマを回して遊ぶ。コマを手のひらにのせて回す。そんな遊びを多勢のクラスメイトと楽しみながらしていました。
そんな遊びは、単なる楽しい時間ではなくて、友達と協力することを学んだり、友達を労わることも学びます。今振り返ると、遊びの中にも色々な学びがあったんだなあと思うものです。
今の時代での学びを考えると、これまで授業として行われていた学びは、動画コンテンツとしてたくさん観ることができます。教えるのが上手な人たちが、あらゆる学習を支援してくれる。そういう動画がいくらでも手に入るわけです。
そんな時代だからこそ、学校での学びの価値は、人と接することにあると思っています。そう思うからこそ、例えば人生の先輩である高齢者と言われる方々に昔の遊びを習うことも教育として子どもに提供してもらいたい。そんな風に思うのですね。
そうやって色々な世代と交わりながら、色々な人生に触れて、歴史も学びますし、言葉も学べます。そういう交流の機会こそ、今の教育で大切にしてほしい。
今日は、子どもに提供したい教育、というテーマでお話ししました。
だいじょうぶ、
まあ、なんとかなりますよ。
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