記事【ランドセルの中のノートパソコン】
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【この記事の執筆者(湯浅正太)の自己紹介】小児科医(小児科専門医、小児神経専門医、てんかん専門医)&作家。病気や障がいのある子どもの兄弟姉妹(以下、きょうだい)を支援するための絵本「みんなとおなじくできないよ」や「ものがたりで考える 医師のためのリベラルアーツ」の作者。自身もきょうだいとして育ち、小児科医として働くかたわら、子どもの心を育てる一般社団法人Yukuri-te(ゆくりて)を設立し活動している。詳しくは、法人ホームページをご覧ください。絵本「みんなとおなじくできないよ」を Amazonで見てみる書籍「ものがたりで考える 医師のためのリベラルアーツ」を Amazonで見てみる
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こんばんは。絵本「みんなとおなじくできないよ」や「ものがたりで考える 医師のためのリベラルアーツ」の作者で、小児科医の湯浅正太です。
今日は、ランドセルの中のノートパソコン、というテーマで短くお話ししたいと思います。
あなたは、日頃ノートパソコンをどれだけ使いますか?僕は小児科医の仕事をしていると、ノートパソコンを使わない日はありません。それほど、ノートパソコンが生活の必需品になっています。
病院のカルテは電子カルテで、パソコンに向き合いながら患者さんの情報をまとめます。書籍や論文の執筆も、情報の収集もパソコンで行います。
そんな時代だからこそ、パソコンの知識が生活に直結しているといっても過言ではありません。
今、日本の教育現場でもデジタル化が進んでいます。ランドセルにノートパソコンを入れて学校に持っていく。僕が子どもの頃には想像もしなかったことです。
そんな時代だからこそ、子どもたちにはパソコンを使える能力を身につけてもらいたい。でもそう思う一方で、パソコンにばかり没頭せずに、人と向き合える大人になってほしい。そんな風にも思うのではないでしょうか。
医師としても、電子カルテにばかり目を向けていても、患者さんの気持ちはわかりません。パソコンを使って情報発信をした先にいるのは人間です。
最終的に人と人とが対話して、社会での生きやすさが生まれる。そう考えると、様々な便利な暮らしが実現する中で、AIも含めた人工的な技術が進歩する時代にこそ、人が本来持つ「対話する力」を大切にしたいものです。
今日は、ランドセルの中のノートパソコン、というテーマでお話ししました。
だいじょうぶ、
まあ、なんとかなりますよ。
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