記事【ちょうどいい運動習慣】
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【この記事の執筆者(湯浅正太)の自己紹介】小児科医(小児科専門医、小児神経専門医、てんかん専門医)&作家。病気や障がいのある子どもの兄弟姉妹(以下、きょうだい)を支援するための絵本「みんなとおなじくできないよ」や「ものがたりで考える 医師のためのリベラルアーツ」の作者。自身もきょうだいとして育ち、小児科医として働くかたわら、子どもの心を育てる一般社団法人Yukuri-te(ゆくりて)を設立し活動している。詳しくは、法人ホームページをご覧ください。絵本「みんなとおなじくできないよ」を Amazonで見てみる書籍「ものがたりで考える 医師のためのリベラルアーツ」を Amazonで見てみる
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こんばんは。絵本「みんなとおなじくできないよ」や「ものがたりで考える 医師のためのリベラルアーツ」の作者で、小児科医の湯浅正太です。このチャンネルでは、子どもに関わる物事を気ままに発信しています。ですから、紅茶でも飲みながら、ゆる〜い気持ちで聴いてもらえればと思っています。
今日は、ちょうどいい運動習慣、というテーマで短くお話ししたいと思います。
あなたはスポーツは好きですか?僕は子どもの頃サッカークラブに入っていました。誕生日プレゼントがサッカーボールだったこともあるほど、スポーツが大好きでした。
夏は日焼けで皮膚がこんがり焼けるほど外を走り回っていました。なので、学校へ行った時に学校の先生に笑われたことがあります。「よくこんなに日焼けしたわねえ」なんて言われながら、学校の先生が笑顔で僕に話しかけてくれたのを今でも覚えています。
子どものあの頃はわかりませんでしたが、子どもたちが元気よく生きている姿は大人にとって嬉しいものです。そう感じてくれていたのかもしれないなあと、大人になった今思うのですね。
そうやって外で元気よく遊んでいた僕は、夜になると爆睡です。それほど、日中に体をよく動かしていたのだと思います。
いま小児科医として、夜間に眠れないあるいは眠りが浅く途中で起きてしまう子どもたちに出会います。
僕の子どもの頃と違って、今の子どもたちの生活は大きく変わりました。例えば、スマホやゲームの電子機器があって、どこにいても楽しい動画やゲームが楽しめます。日中に外で遊ぶよりも、家の中でそういった電子機器をいじっている方が楽しいかもしれません。
でもやはり、日中の運動量が少ないと、夜間の睡眠の質が落ちます。
病院で経験するよくある話としては、入院すると眠りにくくなるという現象です。普段は体を動かしていたから、日中の疲れがたまって夜間に眠りやすくなっていた。それが、入院することによって体を動かすことが少なくなり、日中の疲れがたまらないからこそ、夜間に眠気がやって来なくなる。
そういうことを考えると、睡眠にいい影響を及ぼす程度の運動を心がけたいものです。
今日は、ちょうどいい運動習慣、というテーマでお話ししました。
だいじょうぶ、
まあ、なんとかなりますよ。
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