記事【集団の中に溶け込むこと】
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【この記事の執筆者(湯浅正太)の自己紹介】小児科医(小児科専門医、小児神経専門医、てんかん専門医)&作家。病気や障がいのある子どもの兄弟姉妹(以下、きょうだい)を支援するための絵本「みんなとおなじくできないよ」や「ものがたりで考える 医師のためのリベラルアーツ」の作者。自身もきょうだいとして育ち、小児科医として働くかたわら、子どもの心を育てる一般社団法人Yukuri-te(ゆくりて)を設立し活動している。詳しくは、法人ホームページをご覧ください。絵本「みんなとおなじくできないよ」を Amazonで見てみる書籍「ものがたりで考える 医師のためのリベラルアーツ」を Amazonで見てみる
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こんばんは。絵本「みんなとおなじくできないよ」や「ものがたりで考える 医師のためのリベラルアーツ」の作者で、小児科医の湯浅正太です。このチャンネルでは、子どもに関わる物事を気ままに発信しています。ですから、紅茶でも飲みながら、ゆる〜い気持ちで聴いてもらえればと思っています。
今日は、集団の中に溶け込むこと、というテーマで短くお話ししたいと思います。
あなたは、集団の中に溶け込むことは得意ですか?それとも苦手ですか?
例えば、あなたが別の国に移住する時、その国の生活に馴染むのに必要なことは何だと思いますか?それは、心の支えとなる存在をその国で見つけることです。心の安全基地を見つけること、とも言えます。
子どもは新しい環境に馴染みやすい、そういう印象をもつ方は少なくないと思います。それは、子ども自身が柔軟な心をもっているからとも言えますが、果たしてそれだけでしょうか?
実は子どもたちが新しい環境に馴染みやすいのには、もう一つ訳があります。それは、子どものそばには、たいてい心の支えとなる大人がいてくれるからです。
新しい環境で不安が生まれても、そっと支えてくれる。そういう大人がそばにいてくれるから、子どもは新しい環境に馴染みやすい。そういう側面もあります。
今は色々な事情があって、他の国から日本に移り住んでくれる家族がいます。その家族が日本に馴染めるかどうかは、やはり周りの僕たちの関わり方次第です。
そんな環境の中で、「日本に来てよかった」と感じてもらいたい。そう思います。
今日は、集団の中に溶け込むこと、というテーマでお話ししました。
だいじょうぶ、
まあ、なんとかなりますよ。
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