記事【子どもたちの声】
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【この記事の執筆者(湯浅正太)の自己紹介】小児科医(小児科専門医、小児神経専門医、てんかん専門医)&作家。病気や障がいのある子どもの兄弟姉妹(以下、きょうだい)を支援するための絵本「みんなとおなじくできないよ」や「ものがたりで考える 医師のためのリベラルアーツ」の作者。自身もきょうだいとして育ち、小児科医として働くかたわら、子どもの心を育てる一般社団法人Yukuri-te(ゆくりて)を設立し活動している。詳しくは、法人ホームページをご覧ください。絵本「みんなとおなじくできないよ」を Amazonで見てみる書籍「ものがたりで考える 医師のためのリベラルアーツ」を Amazonで見てみる
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こんばんは。絵本「みんなとおなじくできないよ」や「ものがたりで考える 医師のためのリベラルアーツ」の作者で、小児科医の湯浅正太です。このチャンネルでは、子どもに関わる物事を気ままに発信しています。ですから、紅茶でも飲みながら、ゆる〜い気持ちで聴いてもらえればと思っています。
今日は、子どもたちの声、というテーマで短くお話ししたいと思います。
僕は「みんなとおなじくできないよ」という絵本を書かせていただいて、時々今も僕のFacebookや僕の法人のLINEにメッセージをいただくことがあります。昨日も絵本についてのメッセージをいただきました。どうもありがとうございます。
いただくメッセージの多くは、家族の中にみんなと同じように行動することが苦手なお子さんがいて、その兄弟姉妹の子どもたちの反応についてです。その兄弟姉妹が僕の絵本を読んで、「自分と同じ気持ちをもっている主人公がいる!」と言って勇気をもらいました、というご感想です。
僕の絵本の主人公がどんな気持ちをもっているかは、ぜひ絵本を読んでいただきたいと思いますが、困難な状況で生きる子どもたちの力になれているとしたら、それはありがたいことです。
子どもたちは、まだ社会のカラクリを知りません。社会にはどんなステージがあるのか。自分の心がどうやってつくられていくのか。そういったことがわからないのですね。
置かれた環境を必死に生きながら、何か行動に失敗したら、自分を責めてしまう。そして、その行動の理由をすべて自分の中に見つけようとしてしまう。
今も色々な書籍を書かせていただいていますが、子どもの透き通った心に手を差し伸べられる社会になるように、少しでも子どもたちの心に関心をもってもらえるように、と思いながら執筆しています。
そうやって次第に、子どもたちの声を拾い上げられるような社会になればいいなと思います。そういった社会になるかどうかは、やはり大人次第ですね。
今日は、子どもたちの声、というテーマでお話ししました。
だいじょうぶ、
まあ、なんとかなりますよ。
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