記事【子どもの質問する力】
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【この記事の執筆者(湯浅正太)の自己紹介】小児科医(小児科専門医、小児神経専門医、てんかん専門医)&作家。病気や障がいのある子どもの兄弟姉妹(以下、きょうだい)を支援するための絵本「みんなとおなじくできないよ」や「ものがたりで考える 医師のためのリベラルアーツ」の作者。自身もきょうだいとして育ち、小児科医として働くかたわら、子どもの心を育てる一般社団法人Yukuri-te(ゆくりて)を設立し活動している。詳しくは、法人ホームページをご覧ください。絵本「みんなとおなじくできないよ」を Amazonで見てみる書籍「ものがたりで考える 医師のためのリベラルアーツ」を Amazonで見てみる
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こんばんは。絵本「みんなとおなじくできないよ」や「ものがたりで考える 医師のためのリベラルアーツ」の作者で、小児科医の湯浅正太です。このチャンネルでは、子どもに関わる物事を気ままに発信しています。ですから、紅茶でも飲みながら、ゆる〜い気持ちで聴いてもらえればと思っています。
今日は、子どもの質問する力、というテーマで短くお話ししたいと思います。
6歳くらいまでの子どもには、「(第二)質問期」あるいは「なぜなぜ期」と俗に言うような時期があります。物事への関心が広がって、どうしてだろうという疑問が次から次へと湧いてくる時期です。
その疑問を解消することで、知ることの喜びを経験する。それは、まさに好奇心の原点とも言える大切な時期です。
子どもは好奇心をもつことで、様々な人生の展開を経験できます。学問に興味をもったり、他人に興味をもつことで、子どもたちの世界が広がっていくのです。
どうやったら電車は動くのだろう?どうやったら宇宙に行けるんだろう?どうやったら相手を笑顔にさせられるんだろう?そんな好奇心や疑問をもつことを楽しめるかは、幼い頃の経験が影響します。
特に子どもたちに経験してもらいたいのは、楽しく疑問を解決していくという経験です。楽しいからには、そこには笑顔があります。子どもの笑顔の反対側には、親の笑顔があるはずです。
ですから、子どもの豊かな経験の場所には、必ず親の笑顔があります。親の笑顔には、親の心のゆとりが欠かせません。
子どもの質問する力を生かしながら、知ることの喜びを経験するために、親の心の余裕を確保すること。社会はそのことを真剣に考えるべきと思います。
今日は、子どもの質問する力、というテーマでお話ししました。
だいじょうぶ、
まあ、なんとかなりますよ。
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