記事【忘れ物をしてしまう子ども】
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【この記事の執筆者(湯浅正太)の自己紹介】小児科医(小児科専門医、小児神経専門医、てんかん専門医)&作家。病気や障がいのある子どもの兄弟姉妹(以下、きょうだい)を支援するための絵本「みんなとおなじくできないよ」や「ものがたりで考える 医師のためのリベラルアーツ」の作者。自身もきょうだいとして育ち、小児科医として働くかたわら、子どもの心を育てる一般社団法人Yukuri-te(ゆくりて)を設立し活動している。詳しくは、法人ホームページをご覧ください。絵本「みんなとおなじくできないよ」を Amazonで見てみる書籍「ものがたりで考える 医師のためのリベラルアーツ」を Amazonで見てみる
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こんばんは。絵本「みんなとおなじくできないよ」や「ものがたりで考える 医師のためのリベラルアーツ」の作者で、小児科医の湯浅正太です。このチャンネルでは、子どもの心に関わる物事を気ままに発信しています。ですから、紅茶でも飲みながら、ゆる〜い気持ちで聴いてもらえればと思っています。
皆さんは、子どもの頃、忘れ物をすることが多かったですか。すぐに他のことへと気が逸れてしまう子どもは、忘れ物をしてしまうことも多いものです。
そんな子どもたちと、今後忘れ物をしないための方法を考えるにあたって、ぜひお願いしたいことがあります。それは、「次回は忘れ物をしないようにがんばろう」ということで終わらない、ということです。
「忘れ物をしないようにがんばる」という約束をして、もしもその子が忘れ物をしてしまったら、その子は自分を責めることだってあるでしょう。ですから、「がんばらせる」というよりも、他の工夫をぜひしてみてください。
例えば、学校から預かったものは、目で見てわかりやすい赤いファイルにしまう。そうやって、忘れ物をしない工夫をしてあげる。すると、忘れない経験を積めるからこそ、子どもたちに自信がついてきます。
大人の支援で子どもの生きやすさは、だいぶ変わります。
だいじょうぶ。
まあ、なんとかなりますよ。
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