子どもの「生きる」を考える
子どもの「生きる」を考える
小児科医・作家
一般社団法人Yukuri-te
代表理事 
湯浅正太
みんなとおなじくできないよ

NFTが利用される時代を子どもが生きるために

2022/06/27

記事【NFTが利用される時代を子どもが生きるために】

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【この記事の執筆者(湯浅正太)の自己紹介】小児科医(小児科専門医、小児神経専門医、てんかん専門医)&作家。病気や障がいのある子どもの兄弟姉妹(以下、きょうだい)を支援するための絵本「みんなとおなじくできないよ」や「ものがたりで考える 医師のためのリベラルアーツ」の作者。自身もきょうだいとして育ち、小児科医として働くかたわら、子どもの心を育てる一般社団法人Yukuri-te(ゆくりて)を設立し活動している。詳しくは、法人ホームページをご覧ください。絵本「みんなとおなじくできないよ」を Amazonで見てみる書籍「ものがたりで考える 医師のためのリベラルアーツ」を Amazonで見てみる

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こんばんは。絵本「みんなとおなじくできないよ」や「ものがたりで考える 医師のためのリベラルアーツ」の作者で、小児科医の湯浅正太です。このチャンネルでは、子どもの心に関わる物事を気ままに発信しています。ですから、紅茶でも飲みながら、ゆる〜い気持ちで聴いてもらえればと思っています。

今日は196回目の放送です。なので、今週200回目の放送を迎える予定です。マイペースに言いたいことを言い続けていたら、いつの間にか200回。何でも継続すると、新しい発展が待っていると思っていながら楽しみたいと思います。

今日も、昨日に続いて、新しいインターネットの世界についてお話ししたいと思います。昨日はWeb3の世界を少しお話ししました。それは、自分の資産や価値を誰かに任せるというのではなくて、自分の情報を自分自身で管理しアピールできる世界とも言えます。そこでは、情報を暗号でつなぎ情報を書き換えにくくする仕組みが使われます。そういった技術を背景に、個人が個人の価値を示せる世界が期待されているのですね。

NFTは、そういった世界を代表するものですね。NFTは「Non-Fungible Token(ノン-ファンジャブル トークン)」の略ですが、そのまま訳すと「交換できない証拠」となります。つまり、偽装できないデジタルデータのことを、インターネットの世界ではNFTと表現するのですね。

そんな情報管理ができるようになった背景には、情報を暗号でつないでいくブロックチェーン技術があります。そういった技術を使って偽装を防ぎ、唯一無二の価値をデータに持たせることができるようになりました。そういったNFTの技術を利用して、情報の独自性が担保されることで、その情報の価値が保証されるということですね。

子どもであろうと、大人であろうと、その人にしか作り出せない情報があります。例えば、その年齢だからこそ表現できる情報や、その時代にしか表現できない情報があると思っているのです。そんな風に、人はそれぞれ価値のあるあらゆる情報を持っていると思っています。

例えば、声です。何気なく話しているあなたの声は確実に毎日変わっています。昨日の声は、今日はないのです。今あなたが話す声は、今だからこそある情報ですね。そう考えると、あなたの今の声には大きな価値があることをわかっていただけると思います。そうやって、誰もが価値ある情報を持っているものです。

そしてまた大切なことは、世の中の価値観は一つではない、ということです。

皆さんは、こんなことを感じたことはありませんか?ある同じ作品を見て、「これはいい作品だなあ」と言っている人もいれば、「そう?普通じゃない?」と言っている人もいる。そんな場面を経験したことはありませんか?あるいは、立派な展示会場に置かれている作品を見て、自分にはその価値がわからなかったこと。きっとありますよね。

それは、人がもつ価値観は多種多様だからです。価値観には、一つの正解ではなく、様々な正解があるということです。もしも一方的に価値観をアピールすることがあったとしたら、そこには恣意的な意図が働いているということです。

実際の世の中では、既にある程度誰かの意図や価値観が反映されて情報が扱われていることが少なくありません。例えば、これまでには、YouTubeなどはなく放送局を通じて映像が配信されていた時代がありました。そんな時代には、その放送局がいいと思ったものがもちろん放送されていたわけです。

でも今は、多くの人がある程度自由にYouTubeなどで動画を配信できるようになりました。そういったことを通してわかったことは、素人と言われる人でも、多くの価値を持っていて、大衆の注目を集めてしまうということです。YouTubeがない時代には埋まっていたかもしれない才能が、次々に開花していると言ってもいいかもしれません。

そこからも、やはり人がもつ価値観は多種多様ということがわかります。ある人が好まないものでも、違う人が好むもの。そういうものです。人はそれぞれ違った価値観を持っていて、かつその人らしい価値を持っているのですね。

NFTというものが普及するに従って、そんな個人の価値がより認められる世の中になることを期待しています。あらゆる情報の価値が見直されることで、偏った価値観に縛られない世の中になってくれればいいなあと思っています。

でもそんなあらゆる情報が飛び交うからこそ大切なのは、一定の倫理観です。人の欲望だけに任せるのではなく、人として守るべきものは守る。そういった倫理観を持ちながら、情報を扱っていきたいものです。

ですから、NFTが利用されてより情報が溢れる時代を生きる子どもたちには、情報を扱うための教育が欠かせません。情報に操作されずに、正しい倫理観を持ちながら情報を扱う。そうやってこれからを生きる子どもたちの教育を考えたいものです。

今日はこれで終わりますね。

だいじょうぶ。

まあ、なんとかなりますよ。

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