小児科医・作家
一般社団法人Yukuri-te代表理事
湯浅正太
子どもの「生きる」を考える

小児科医が思う子どもがイキル親の特徴

2022/03/10
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記事【小児科医が思う子どもがイキル親の特徴】

絵本「みんなとおなじくできないよ」の作者で、小児科医の湯浅正太です。このチャンネルでは、子どもの心を育てるうえで役立つ情報を発信しています。そんな、子どもの心を育てるということを、あまりかたく感じないでください。ですから、紅茶でも飲みながら、ゆる〜い気持ちで聴いてもらえればと思っています。

今回は、小児科医が思う子どもがイキル親の特徴、についてお話ししたいと思います。

このブログ記事の内容は、Voicyでも配信しています。

【この記事の執筆者(湯浅正太)の自己紹介】小児科医(小児科専門医、小児神経専門医、てんかん専門医)&作家。病気や障がいのある子どもの兄弟姉妹(以下、きょうだい)を支援するための絵本「みんなとおなじくできないよ」の作者。自身もきょうだいとして育ち、小児科医として働くかたわら、子どもの心を育てる一般社団法人Yukuri-te(ゆくりて)を設立し活動している。詳しくは、法人ホームページをご覧ください。絵本「みんなとおなじくできないよ」を Amazonで見てみる

物事を変える粘り強さ

あなたは、何か趣味をもっていますか?少年時代の僕の趣味は、サッカーでした。サッカーボールを蹴ること自体が、とても楽しかったんです。夜遅くになっても、自宅近くの明るいところで、ボールを蹴っていました。もっというと、誕生日プレゼントがサッカーボールなこともありました。それぐらい、何よりもサッカーが好き。そんな時期があったんですね。

そのように、自分が楽しいと思っていることは、粘り強く続けることができます。粘り強く続けられるから、良い方向へと変化し続けていく。その人が好き好んでおこなう趣味には、物事を変えてしまうくらいとても力強いエネルギーを感じます。

この粘り強く続けられるかどうかは、物事を変えるうえでとても大切な要素と思っています。趣味にあるような好奇心があれば、粘り強さはさらに強調されるでしょう。その粘り強さは、小児科医として働く職場でも感じます。粘り強く原因を探る。粘り強く支援を続ける。その粘り強さは、執念とも言えるかもしれません。そういった粘り強さのある現場では、やっぱり患者さんが良い方向へと変わっていきます。

子どもを変える粘り強さ

そしてそれは、子どもに関わる人にも、同様に感じます。子どもを良い方向へ変えたいという思いをもちながら、粘り強く子どもに接する人。そんな人と接する子どもは、必ず変わる。そう思います。

逆に、せっかく工夫した関わり方を続けられずに、どこかでやめてしまう人だと、子どもはあまり変わりません。リハビリやカウンセリングへ連れていっただけで、子どもが変わるはずもありません。たまに子どもへの対応を変えたぐらいで、子どもは変わるはずがないのです。

リハビリやカウンセリングをきっかけに、日常の関わりを粘り強く変えていく。そういった粘り強さがあるからこそ、子どもは変わります。やはり、子どもが変わるには、その子どもへ接する人の粘り強さが欠かせないのです。

粘り強い親から、粘り強い子ども

子どもの発達に関する目から鱗の情報は、世の中にたくさんあります。子育てに関わる参考書には、キレイな対応方法が書かれているかもしれません。子どもが明日から変わる幻の方法も、記載されているものです。でも、どんな技術も、粘り強さがなければ役立たない。子育ての参考書には正しいことが書かれていても、そこには必ず粘り強さが必要なのです。

そして面白いことに、あなたの粘り強い姿勢から、子どもも物事への姿勢を学びます。あなたの粘り強さが、子どもの粘り強さに変わるということです。いつの間にか子どもに、「粘り強く課題に取り組めるようになったなあ」なんて感じるようになるものです。あなたの粘り強さには、そんな力があるんです。

今回はここまでです。

記事のポイント!

  • 子育てには粘り強さが欠かせない
  • 粘り強い関わりは、子どもを変える
  • 粘り強さは、親から子どもへ伝わる

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