小児科医・作家
一般社団法人Yukuri-te代表理事
湯浅正太
子どもの「生きる」を考える

小児科医がススメルほめて伸ばしてもらいたい行動

2022/03/07
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記事【小児科医がススメルほめて伸ばしてもらいたい行動】

絵本「みんなとおなじくできないよ」の作者で、小児科医の湯浅正太です。このチャンネルでは、子どもの心を育てるうえで役立つ情報を発信しています。そんな、子どもの心を育てるということを、あまりかたく感じないでください。ですから、紅茶でも飲みながら、ゆる〜い気持ちで聴いてもらえればと思っています。

今回は、小児科医がススメルほめて伸ばしてもらいたい行動についてお話ししたいと思います。

このブログ記事の内容は、Voicyでも配信しています。

【この記事の執筆者(湯浅正太)の自己紹介】小児科医(小児科専門医、小児神経専門医、てんかん専門医)&作家。病気や障がいのある子どもの兄弟姉妹(以下、きょうだい)を支援するための絵本「みんなとおなじくできないよ」の作者。自身もきょうだいとして育ち、小児科医として働くかたわら、子どもの心を育てる一般社団法人Yukuri-te(ゆくりて)を設立し活動している。詳しくは、法人ホームページをご覧ください。絵本「みんなとおなじくできないよ」を Amazonで見てみる

子どものことを思う親心

あなたは、子どもたちをどんな子どもに育てたいと思いますか?子どもには、充実した人生を送ってもらいたい、人生を楽しんでもらいたい。そんな人生を歩める能力を、子どもに身につけさせてあげたい。そんな風に思うのが、親心と思います。では、人生を楽しむために必要なものは何でしょうか?

それは、好奇心とつながる力です。

子どもたちの人生にとって、もっとも大切なものは親からの愛のある関わりです。充実した愛のある親子の関わりをベースに、友人に出会い、伴侶に出会い、そして子どもに出会います。そうやって、親とのつながりから、様々なつながりへと発展させていく。それが人生です。

好奇心とつながる力

人とのつながりを発展させるためには、相手の気持ちを理解する必要があります。どんな行動をとると、相手は嬉しい気持ちを抱くのか。どんな行動は、相手を悲しませるのか。そういった、相手の心を理解することは、心の理論として説明されています。そのことには、以前の放送で触れました。相手の心を理解することは、幼少期から少しずつ可能になっていくということでした。

そんな相手の心に気を配りながらとる行動の中で、最もほめてもらいたい行動があります。何だと思います?それは、相手を喜ばせようとする行動です。「ママは、こんなことをしてあげたら喜ぶかな?」「〜ちゃんは、こんなことをしてあげたら嬉しい気持ちになるだろうな」。そんな、相手を喜ばす行動を褒めてもらいたいのです。

どうして子どもたちの、相手を喜ばす行動を最もほめてもらいたいか。それは、相手を喜ばす行動には、人生を生き抜くうえで大切な、大きな2つの要素が含まれているからです。その2つの要素が、冒頭で挙げた好奇心とつながる力です。

相手を喜ばす行動

あらゆる能力を育てるうえで、好奇心はとても大切とされています。いくら能力があっても、何かに挑戦しようとする好奇心がなければ、その能力は育っていきません。いくら覚える能力があっても、新しい物事を知ろうとする好奇心がなければ、その能力は生かされません。好奇心は、子どもが自分の能力を育てて大きく発展させるうえで、とても大切なのです。

でも、好奇心があっても、人とつながることができなければ、その好奇心が空回りしてしまいます。例えば、好奇心が旺盛で物事の知識が豊富な人がいたとします。でも、その人が、他人の気持ちに配慮できずに、自分の知識をひたすら自慢ばかりしていては、社会で生き方が発展しないことがわかると思います。

人は、社会との関係の中で生きる生き物です。だからこそ、人とのつながりが欠かせない。人とつながることで、様々な愛を受け取ります。愛を受け取れるからこそ、生きがいを感じるのです。だから、人とつながる力は、人生を豊かにするうえで欠かせないものなのです。

このように、好奇心とつながる力は、子どもの人生にとって欠かせないものです。そして、この2つが詰まった行動があるのです。それが、相手を喜ばす行動なのです。もしも子どもが、あなたを喜ばせようとしてとってくれた行動があったら、ぜひいっぱいほめてあげてください。相手を喜ばす行動には、子どもの成功のカギがぎっしり詰まっているのです。

今回はここまでです。

記事のポイント!

  • 好奇心を育てる
  • 人とつながる力を育てる
  • 子どもの、相手を喜ばす行動はとても貴重

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