小児科医・作家
一般社団法人Yukuri-te代表理事
湯浅正太
子どもの「生きる」を考える

子どもに対する先生の価値

2022/01/26
#先生 #教師 #子育て #小児科医 #湯浅正太

記事【子どもに対する先生の価値】

絵本「みんなとおなじくできないよ」の作者で、小児科医の湯浅正太です。このチャンネルでは、子どもの心を育てるうえで役立つ情報を発信しています。

ちょうど2022年1月26日の今日は、とある学校の先生方にお話をさせていただく予定でいます。そこでは、僕のこれまでの経験や、子どもたちの心を育てるうえで学校の先生へ期待することをお話しできればと思っています。

そんな今日は、子どもに対する先生の価値、についてお話ししたいと思います。

このブログ記事の内容は、Voicyでも配信しています。

【この記事の執筆者(湯浅正太)の自己紹介】小児科医(小児科専門医、小児神経専門医、てんかん専門医)&作家。病気や障がいのある子どもの兄弟姉妹(以下、きょうだい)を支援するための絵本「みんなとおなじくできないよ」の作者。自身もきょうだいとして育ち、小児科医として働くかたわら、子どもの心を育てる一般社団法人Yukuri-te(ゆくりて)を設立し活動している。詳しくは、法人ホームページをご覧ください。絵本「みんなとおなじくできないよ」を Amazonで見てみる

子どもにとっての学校

世の中の子どもたちは、様々な家庭環境で過ごしています。その環境を当たり前のものとして、生きています。中には、ストレスフルあるいは、ストレスが解消されない環境で生きている子どもも少なくありません。

そんな子どもたちにとって、学校はある種逃げ場を提供してくれる機能があります。僕は、様々なストレスを乗り越える過程で、ある程度逃場を用意することは大切と理解しています。

家庭環境によらずに、学校が子どもたちにとって居心地のよい場所になる。そのことは、子どもの発達にとってとても大事なことと思います。

教師の重要性

僕は、人が生きるうえで、教育はもっとも大切なものと考えています。それは、テストの点数や偏差値を上げるためではなく、人として有意義な人生を送るためです。

教育によって、人として生きやすくなるための、倫理観を学べます。これまでに人類がおかしてきた過ちを通して、人としてどう生きるかということを学ぶこともあるでしょう。

様々な教育を通して、子どもたちは豊かな人生を歩むチャンスが与えられます。そう考えると、子どもが生きるうえで、教育の真っ只中にいる、教師という存在はとても重要であることがわかります。

教師と子どもの関係

これまでの報告で、教師と子どもの関係は、子どもの勉強面での成果だけでなく、社会生活における行動へも影響することが知られています。

僕自身の経験に照らし合わせてみても、そうだろうなと納得します。皆さんもそうだろうと思います。断片的ではありますが、教師の言動や行動は今でも心の中に記憶されています。記憶されているということは、やはり僕自身の考えや行動に影響を及ぼしているのだろうと思います。

教師の子どもへの親密さ

教師が子どもに与える影響は、こうも言われています。ある程度感情を含めながら、子どもに接することは、子どもの学校生活への適応にもよい効果があるということです。

淡々と諭すというよりも、ある程度感情を入れて子どもに接する。ちょうど親が可愛い我が子に接するように、やや親密に教師を感じられる。そういうことだろうと思います。

僕は学校の先生方を見ていても、いい意味で子どもとの距離の近さを感じます。だからこそ、子どもたちは教師という存在を頼りにして、その影響を直に受けながら成長します。

教師から子どもへ伝えてもらいたいこと

教師一人ひとりには、個性があります。その個性は、その教師がこれまで生きてきた家庭環境、教育環境の影響を受けて出来上がったものです。そこから培った倫理観や人生観を、ぜひ子どもたちに伝えていただきたいと思います。

国語、算数、理科、社会などの勉強は、知識として大切なのですが、僕はもっと大切な学びがあると思っています。それが、教師の持つ倫理観、人生観を学ぶということです。

人として、どんな風に生きることが正しいことか。社会には矛盾がたくさんあるけれど、そんな矛盾に惑わされることなく、大切にすべきものはどんなものか。どんな経験をした先に、どんな人生が待っているのか。

人としてどう生きるべきかということを、ぜひ子どもたちに教えていただきたいと思います。

今回はここまでです。

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記事のポイント!

  • 学校・教師は子どもに大きな影響を与える
  • 子どもに近いからこそできる、子どもへの関わりがある
  • 教師の倫理観・人生観を子どもに伝えてほしい

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